チームビルディングで「自分の看板」を磨け!ベトナム出張で感じたこと!
こんにちは、海野甲太郎です。
7月17日は「東京の日」だそうです。
江戸が東京へ改称されたことを記念に制定されたのだとか。
初めて知りました。
東京の歴史がこの日から始まっているんですね。
今回はベトナム出張について書いていきます。
■今、ベトナムで私が感じていること!
先日、オーガニックスキンケア商品の営業をするためにベトナムに行ってきました。
今、新しい市場に挑戦しています。
言葉も文化も、商習慣も違うこの土地で、感じているのは、まさに「自分の看板で生きているな」という実感です。
ベトナムでは、日本の名刺の“肩書”が思った以上に効きません。
大手企業の名前でもなく、「和泉商会?海野?それ、どこの誰?」という反応が普通です。
だけど、私はそれが嫌いじゃないです。
むしろ、それこそが「自分の看板で生きている感覚」そのものなんです。
私は20代の頃、ずっと会社の看板の中で生きていました。
NTTドコモや東京電力など、誰もが知る大企業に所属していたときは、自分ではなく“看板”が信頼を勝ち取ってくれていました。
正直、それに甘えていた部分もありました。
でも、30歳を過ぎた頃にふと思ったんです。
「もし、今の会社が明日なくなったら、自分は“誰”なんだろう?」と。
■看板を下ろしたとき、自分の言葉で勝負できるか?
「自分で商売をする」とは、自分の名前で信用・信頼を築くことです。
たとえまだブランドが浸透していなくても、自分の理念や想いに共感してくれた人が少しずつ手を伸ばしてくれます。
今、ベトナムで商談をしていても、商品の説明の前に聞かれるのはいつもこうです。
「なぜあなたがこの商品を届けたいのですか?」
つまり「あなたの言葉で語ってください」ということ。
私がやっていることは、日本で築いてきた“実績”を盾にすることではなく、いま目の前にいる相手に「この商品で叶えたい世界」を伝えることなんです。
自分の看板で生きるというのは、肩書や知名度ではなく、自分自身の“想い”と“行動”が信頼になる世界で生きることです。
私は24歳のときに、人生を変える一人の女性経営者と出会い、独立を志すようになりました。
会社の看板に頼るのではなく、自分の力で人の人生を動かす。
そんな生き方に、強く惹かれたのを覚えています。
そこから15年。
営業からはじまり、イベント、採用支援、小売事業、不動産代理業など、いくつもの事業を立ち上げてきました。
それらは全部、自分の看板をつくる練習だったと思っています。
・自分の言葉で経験とヴィジョンを語る
・人生の存在理由を自分の中で明確にする
・成果と姿勢で信頼される人間になる
この3つを意識するだけで、人は「会社の中の一人」から「自分自身のブランド」へと変わっていけます。
■チームビルディングで「自分の看板」を磨け!
ベトナムでの商談の後、ベトナムで新しく出来たパートナーの皆様と一緒にビールを飲みながら話をしました。
片言のベトナム語と身振り手振りで交わしたその会話のなかで、彼らに何度も話したのが自分のビジョンです。
自分が何者かを語るのは、どこの国でも一緒だなと思いました。
これから海外にチャレンジしたい人も、今はまだ会社員の人も、自分のビジョンと想いを語れるかどうかで、人生の景色はガラリと変わります。
自分の看板で生きる力は、特別な才能じゃないです。
コツコツ磨いて、実践して、信頼を得ていくだけ。
本気で身につけたい人はチームビルディングを実践することをオススメします。
チームづくりには自分の看板で挑むことが大事なので。
実践していくと上手くいかないことが多いと思いますが、実践し続けることで成長し、身についていきます。
私はチームビルディングで磨き続け、経営者になり、今があります。
まだ道半ばですが、このベトナムでの挑戦を通して、また一つ自分の看板を磨けている気がしています。
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