時間在庫が年収アップやキャリア形成に!自身の経験や転職エージェントからの視点!
こんにちは、海野甲太郎です。
9月4日は「串の日」だそうです。
串を使った様々な食品加工業を展開している株式会社味のちぬやが記念日に制定したのだとか。
出見世でもよく見かけ、片手で気軽に食べられる串ものをより多く食してもらいたいと願いが込められているそうです。
夏祭りの串焼きは美味しいですよね。
今回はキャリアについて書いていきます。
■転職エージェントや経験から感じた成果の出る時間の使い方とは?
20代はエネルギーも可能性も一番ある時期です。
ですが、この時期の時間の使い方次第で、その後のキャリアや人生の質が大きく変わります。
私自身、20代前半は毎日が忙しく、気づけば「目の前のことだけ」に追われていました。
しかし、24歳のときにある経営者と出会い、人生の時間の使い方を大きく変えることになります。
皆さんは時間在庫という言葉をご存じでしょうか?
時間在庫とは、「未来のために確保しておく余裕時間」のことです。
これは下記の図で表している「緊急度×重要度の時間管理マトリクス」でいう第2領域(重要だが緊急でないこと)を指します。
例えば、
・将来のための学び
・健康維持の習慣
・信頼関係を築く時間
・新しい挑戦や企画の準備
これらは今すぐやらなくても困りませんが、続けることで将来の成果や選択肢を増やします。
逆に、第2領域を削ると、後々“時間在庫”が枯渇し、常に時間に追われる生活になります。
私はこの時間在庫を大切にしてきたからこそ、キャリアアップや年収アップに繋がりました。
そして、今では和泉商会という会社を立ち上げ、6つの事業を展開するほどになりました。
■和泉商会を立ち上げるまでに取り組んだ時間在庫とは?
ではどうしたら時間在庫を増やすことができるのか?
私が実際に取り組んできたことをシェアしたいと思います。
①第2領域を「予定」に入れる
学びや人脈づくり、将来の事業の基盤創りは、時間が空いたらやるのではなく、先に予定として入れてタイムマネジメントも身に付けます。
転職エージェントをしておりますが、タイムマネジメントがきちんとしている人=仕事ができる人のイメージがあります。
②第3・第4領域を削る
「緊急だけど重要でないこと」や「緊急でも重要でもないこと」は意識的に減らしました。
娯楽で脳死状態で見るSNSやダラダラ残業がその典型です。
また、優先順位を明確にして理想の将来に効果的でない人との付き合いや時間は先約であっても成果の為に無下に断るではなく、「先読み」、「段取り」、「リカバリー」で優先順位をつけてタイムマネジメントしました。
③ 習慣化して自動化
経営者さんと会う時は場所を指定される事もしばしば。
お金持ってるんだから奢ってくれるでしょと勘違いして痛い目にあった事もありました。
しかし、先行投資と思って回収するぞとホテルのラウンジ位は貧乏ながら頑張ってました。
毎週の読書時間、経営者訪問、毎朝の運動。
これらを生活に組み込み、習慣化していくことで時間在庫は自然に増えていきました。
それと同時に人生の時間が自分の管理下で動かせているという自信が付きました。
また、経営の道を志し、和泉商会を立ち上げるまで
・会社の勤務時間
・強制的な家族行事
・友人との時間
などの時間を一次的に減らすことになります。
周りの人達から不思議がられたり、付き合いが良くないと悪く思われるのではないか? というマイナスな感情に対しても管理下におくことができました。
■第2領域が年収アップやキャリア形成に繋がる!
20代は、失敗してもやり直しが効く貴重な時期です。
この時期に第2領域に時間を投資しておくことで、30代以降の選択肢が劇的に広がります。
私もこの習慣があったからこそ、全く未経験の業界でも事業を立ち上げ、複数の事業を黒字化できました。
「時間がない」という人ほど、第2領域が不足しています。
正確に言うとタイムマネジメント力(優先順位付け)が低いので、無駄が多いのです。
タイムマネジメント力が低いのは人生の目的(理想の将来像や生き方、信念)が明確でない事と、人生の目的を決める範囲が会社だけに留まっている人が多いと思います。
事業で転職エージェントをしておりますが、転職が上手くいく人や転職してからの人間関係が良好な人、年収アップする人の共通点は第2領域を大切にしている人が多い気がします。
会社勤務は一般的には定年の60歳までなので、60歳をゴールに人生の目的を決めると狭い範囲で考える事になります。
いち早く人生の目的を明確にして、20代のうちに“時間在庫”を意識的に増やし、未来に投資する習慣を身につけてください。
それがあなたのキャリアの最大のレバレッジになります。
次回は時間の第2領域を確保する為に時間の優先順位をつけるうえでのポイントである、「先読み」、「段取り」、「リカバリー」について書いていきたいと思いますので、お楽しみに。
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